善立寺

1 月:新年初詣  一年の開運所願成就を祈る
3 月:春季彼岸  先祖の供養と精進の心がけ
4 月:団参旅行  見学の楽しさ報恩のお参り
7 月:盂蘭盆会  先祖を偲び、親を思う
9 月:秋季彼岸  先祖の供養と奉仕の心がけ
9 月:納経供養  一時の静寂に自身を振返る
10月:御会式   教えを喜び報恩の意を捧ぐ
12月:謝恩法要  一年の無事を感謝する
12月:お餅つき  お供えを作り、布施の喜び

大光山善立寺は天正19年(1591年)に徳川家康の江戸入府にともない開創され以来長くその歴史を伝える寺院です。
とくに松平家とのご縁が深く、現在も「徳川葵」が善立寺の寺紋となっています。
宗派は日蓮宗です。本尊は久遠の本師釈迦牟尼仏です。経典は妙法蓮華経(法華経)です。
境内はいつでも開放し仏事のご相談をお受け致しております。
どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。

日蓮宗は、建長五年(1253年)、日蓮聖人によって開宗されました。
房州小湊(千葉県)に生まれた日蓮聖人は、清澄寺の道善坊に師事し、十六歳で得度しました。二十一歳で比叡山に登り、天台教学を学ぶかたわら、密教、念仏、禅をはじめとするあらゆる学道の研鑚にはげみ、『法華経』こそが仏教の真髄であり、お釈迦さまのみこころであると悟られたのです。
お釈迦さまの大慈悲は、いつでも、どこでも、私たちに救いの手をさしのべて下さっています。しかし、私たちにはそのお姿を見ることも、その慈悲のこころを知ることもできません。そのためにお釈迦さまは日蓮聖人を通じて、自らの真のお姿と、大慈悲心とを説きあかされた『法華経』を私たちにお与えになったのです。
お釈迦さまは入寂いらい、二千年後の悪世末法の世にまで『法華経』をひろめさせる使命を上行菩薩に与えました。日蓮聖人は、自らがその上行菩薩の応現(現実の姿)、すなわち「再誕」であるという強い自覚の上に立ち、『法華経』をひろめることはお釈迦さまの御意志による、至上の使命であると考えられたのです。お釈迦さまの御意志と『法華経』の所説にもとづく真実の仏教-。すべての人びとに、それぞれが本来は仏であることを悟らせ、清く、明るく、そして正しくやすらかに導く……ここに日蓮聖人の教えがあります。日蓮聖人はお釈迦さまの教えを正しく理解し、真の教えを伝えるために「南無妙法蓮華経」のお題目を唱え、日蓮宗を開宗しました。「妙法蓮華経」は、私たちが目覚めねばならない真理を指し、「南無妙法蓮華経」は、その大いなる救いのうちに包まれるという意味であると教えておられます。日ごろ私たちはお題目を唱えますが、お題目はただ声に出して唱えるだけではなく、身と口と意に唱えてこそ『法華経』の救いを浴び、その中に包まれるといい、そしてその喜びを自覚し体覚しな ければならないとも教えておられます。日蓮聖人のお導きにしたがい、『法華経』を鏡として、苦しみや悲しみから眼をそむけず、現実を直視して困難にへこたれず、お釈迦さまの救いを受ける素直な心をもつことなのです。

由緒

抑も當山は、応仁元年三州徳川家四代松平親忠候の時、本是院日護聖人が安城に一寺を創立し、大光山善立寺と称せしに始まる。
後に岡崎に移転し、天正十九年第四世壽仙院日得聖人、徳川家康公江戸入府の際に随伴し、内幸町に境内八千坪を拝領、岡崎より山号寺号を移し、新たに江戸善立寺を開創す。
爾来、家康公の歸信篤きにより安祥譜代同様の寺格を有し、身延山久遠寺の末頭にして、瑞輪寺、宗延寺と並び江戸三大触頭の一つに列す。
慶安元年下谷新寺町に移り、乗輿独礼を許されるとともに安藤対馬守重長、宮崎備前守時重らの下護を受け、塔頭十箇支院を有せし名刹となる。
然りといえども慶応四年江戸幕府が終焉を迎え、維新の廃仏毀釈運動により當山も大きな痛手を被り、後の関東大震災においては諸堂悉く焼失す。
昭和六年第三十世慈守院日元聖人、宗祖六百五十遠忌の事業として本堂を復興させるも、昭和二十年東京大空襲の火災に遭遇し再び灰燼に帰す。
昭和二十六年第三十一世慈承院日林聖人、浅草永住町より現在の千住八千代町に境内を移し、壇信徒加護のもと本堂客殿の再建を果たす。
以来半世紀、永年の風雪に加え周辺の環境の変化により伽藍悉く老朽し、平成十四年現董第三十三世日生、日蓮宗立教開宗七百五十年の聖日 を迎え、報恩事業として寺壇和融し寺観を一新す。

〒123-0851 東京都足立区梅田1-26-10

公共交通機関でお越しの方

  • 【電車】

    東武伊勢崎線
    ◆梅島駅より   徒歩10分
    ◆五反野駅より  徒歩10分

  • 【バス/タクシー】

    JR北千住駅より
    ◆都バス47系統 千住車庫前下車 徒歩10分
    ◆タクシー     約10分

お車でお越しの方

首都高速中央環状線
◆千住新橋ランプ降りてすぐ

善立寺へのお問い合わせ・ご質問は、下記よりお問い合わせください。

【個人情報について】

ご本人の個人情報に関する問い合わせ等、ご本人の同意・承諾を得ない限り、他へ提供することはありません。

  • お電話でのお問い合わせ

    TEL:03-3886-1367

  • ファックスでのお問い合わせ

    FAX:03-3886-8252

ページの先頭に戻る